“襍志”の読み方と例文
読み方割合
ざっし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その銭は永くこの寺の宝物となってのこり、布は和尚おしょうが死ぬときに着て行ったということであります。(相中襍志ざっし。神奈川県足柄下あしがらしも大窪おおくぼ村風祭)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
風外ふうがいという僧が、いおりを作ってそこに住み、後に出て行く時に残して置いたので、おおかた風外の父母の像であろうといいましたが(相中襍志ざっし)、親の像を残して去る者もないわけですから
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)