装飾めか)” の例文
旧字:裝飾
恩知らずの時計めが、六時を廻つて平気な顔。あのぴかぴかと白いのが、お園の顔に似てゐるやうな。お園も今は、お妾と、誰憚らず、装飾めかしてゐやろ。今夜も旦那は、またそこにか。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)