袖珍しゅうちん)” の例文
何か植物のことをたずねた時に、寺田さんは袖珍しゅうちんの植物図鑑をポケットから取り出したのである。山を歩くといろんな植物が眼につく、それでこういうものを持って歩いている、というのである。
寺田さんに最後に逢った時 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
袖珍しゅうちん十九丁ものである。
武鑑譜 (新字新仮名) / 服部之総(著)