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袖珍本
ふりがな文庫
“袖珍本”の読み方と例文
読み方
割合
しゅうちんぼん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうちんぼん
(逆引き)
監督が来る時だけやっていればいい仕事のようにみんな怠けあっていた。ぼくはいつもポケットにしている
袖珍本
(
しゅうちんぼん
)
の芭蕉句集を出して盗み読みした。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝沢が読んで聞かした漢文で書いた『
肉蒲団
(
にくぶとん
)
』という
袖珍本
(
しゅうちんぼん
)
もそこから借り出してきたものであった。
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
この書は岩野泡鳴から譲り受けたもので、その当時鶴見が手にした
袖珍本
(
しゅうちんぼん
)
と版式に変りはない。そうしてみれば、彼がその本を読んで感動した年代もほぼ明らかになる。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
袖珍本(しゅうちんぼん)の例文をもっと
(3作品)
見る
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
珍
常用漢字
中学
部首:⽟
9画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
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