衛士小屋えじごや)” の例文
番士たちには、それだけでは分らない顔つきがあったが、奥の衛士小屋えじごやの前で番頭ばんがしらの侍が、どうぞ、どうぞ、と笑顔で通行をうながしていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)