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蠅以癡。鼠以黠。
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はへはちをもつてしねずみはきつをもつてす
ふりがな文庫
“
蠅以癡。鼠以黠。
(
はへはちをもつてしねずみはきつをもつてす
)” の例文
既
(
すで
)
に
古人
(
こじん
)
も
言
(
い
)
つた——
物之最小而可憎者
(
もののもつともせうにしてにくむべきは
)
、
蠅與鼠
(
はへとねずみ
)
である。
蠅以癡。鼠以黠。
(
はへはちをもつてしねずみはきつをもつてす
)
其害物則鼠過於蠅
(
そのものをがいするはすなはちねずみはへにすぐ
)
。
其擾人則蠅過於鼠
(
そのひとをみだすはすなはちはへねずみにすぐ
)
……しかも
驅蠅難於驅鼠
(
はへをかるはねずみをかるよりもかたし
)
。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蠅
漢検準1級
部首:⾍
19画
以
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
癡
部首:⽧
19画
。
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
以
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
黠
漢検1級
部首:⿊
18画
。