“はへはちをもつてしねずみはきつをもつてす”の漢字の書き方と例文
語句割合
蠅以癡。鼠以黠。100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すで古人こじんつた——物之最小而可憎者もののもつともせうにしてにくむべきは蠅與鼠はへとねずみである。蠅以癡。鼠以黠。はへはちをもつてしねずみはきつをもつてす其害物則鼠過於蠅そのものをがいするはすなはちねずみはへにすぐ其擾人則蠅過於鼠そのひとをみだすはすなはちはへねずみにすぐ……しかも驅蠅難於驅鼠はへをかるはねずみをかるよりもかたし
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)