“蟻門渡”の読み方と例文
読み方割合
ありのとわたり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの羊腸たる⦅蟻門渡ありのとわたり⦆をわたりながら、わたしはみごと O CARA MIA を鼻唄でやつてのけた。そのとき中空に、膜翅類まくしるゐのむらがる幻影が、レリイフのやうに生じたのはなぜだらう。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)