虧處おちど)” の例文
われらの救ひを失へるはほかに罪あるためならず、たゞこの虧處おちどのためなれば我等はたゞ願ひありて望みなき生命いのちをこゝにわぶるのみ 四〇—四二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
またわがこのことわりを陳べし處にては、祈り、神より離れしがゆゑに、祈れど虧處おちど補はれざりき 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)