蘇我赤兄そがのあかえ)” の例文
有間皇子ありまのみこ(孝徳天皇皇子)が、斉明天皇の四年十一月、蘇我赤兄そがのあかえあざむかれ、天皇に紀伊の牟婁むろの温泉(今の湯崎温泉)行幸をすすめ奉り、その留守に乗じて不軌ふきを企てたが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)