“薯虫”の読み方と例文
読み方割合
いもむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほどなく薯虫いもむしが蟻に引きずられて行くように、この大兵の後家さんが、男妾の浅吉に引っぱられて、沼の岸を逆に戻って行く姿が見えましたが、やがて鐙小屋あぶみごやの前へ来ると
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)