菊五きくご)” の例文
しかるに文学者とも言はるるほどの学者が団十だんじゅう菊五きくごなどを相手にして演劇の改良を説くに至つては愚と言はうかと言はうか実にその眼孔の小なるに驚かざるを得ない。(六月十八日)
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
閻魔えんま様。そんなにおどかしちやあ困りますよ。(この一句菊五きくご調)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)