“荒玉梟帥”の読み方と例文
読み方割合
あらたまたける100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいて旗本の二百人が、騎馬あるいは徒歩で進んだ。その中央に白馬にまたがり、悠々然として打たせて行くのが、酋長荒玉梟帥あらたまたけるであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
黄泉よみの岩根の獣人酋長、荒玉梟帥あらたまたけるの乞いにまかせ、おいたわしいが美麻奈姫を、めあわせようという平和説と、それに反対する説とであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こうして鳰鳥は荒玉梟帥あらたまたけるの小屋の前までやって来て、そうして小屋の前へ立って、家内の様子をうかがった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)