“草平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうへい66.7%
さうへい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治四十年頃からの漱石氏はますます創作に油が乗って来て、その門下に集まって来た三重吉、豊隆（とよたか）、草平（そうへい）、臼川（きゅうせん）その他の人々に囲繞（いじょう）せられて文壇に於ける陣容も整うて来た事になった。
漱石氏と私 (新字新仮名) ／ 高浜虚子(著)
「ほら、草平（そうへい）つて人よ、平塚さんの——」
妾の会つた男の人人 (新字旧仮名) ／ 伊藤野枝(著)
森田草平（さうへい）氏が手紙の上手な事は隠れもない事実で、氏から手紙で金の工面でも頼まれると、どんな男でもついふら／＼となつて
茶話：02 大正五（一九一六）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)