若干錢いくら)” の例文
新字:若干銭
「こりや若干錢いくらだね。」と訊ねた。聲が調子はづれて、腦天なうてんからでも出たやうに自分の耳に響いた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)