此処こゝに参っている関取は花車重吉はなぐるまじゅうきちという、先達せんだってわたくし古い番附を見ましたが、成程西の二段目の末から二番目に居ります。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)