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船待
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ふなまち
ふりがな文庫
“
船待
(
ふなまち
)” の例文
にわかに、
埋地
(
うめち
)
の闇や水明りの
船岸
(
ふなつき
)
に、ワラワラと人影がうごき出す中を、一散に、
船待
(
ふなまち
)
小屋へ目がけてきたのは、竹屋三位卿。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
船待
(
ふなまち
)
にしては長過ぎるし、多少寝たには違いないが、絶えず気を張っているので、頭も
鈍重
(
どんじゅう
)
になっているところへ、
船出祝
(
ふなでいわ
)
いに出された酒も少しは飲んでいたので、思わず、居眠りも出たというわけ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と宅助は、ムリにお米を
船待
(
ふなまち
)
小屋へ連れこんだ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“船待”で始まる語句
船待場