“舎人娘子”の解説
舎人娘子(とねりのおとめ、生没年不詳)は、飛鳥時代の女官・歌人。舎人氏出身と考えられる。
大宝2年(702年)、持統上皇の三河行幸に従駕した(『万葉集』1-61)。また、舎人親王(天武天皇皇子)との相聞歌を贈答している(『万葉集』2-118)。『万葉集』に3首の歌が載る。
大夫がさつ矢手挟み立ち向ひ射る円方は見るにさやけし(万葉集1-61)
「(大宝)二年壬寅、太上天皇(=持統上皇)、三河の国に幸す時の歌」との詞書がある。
嘆きつつ大夫の恋ふれこそ我が結ふ髪のひちてぬれけれ(万葉集2-118)
舎人親王の「ますらをや片恋せむと嘆けども醜のますらをなほ恋ひにけり」という歌に対する返歌。
大口の真神の原に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに(万葉集8-1636)
「舎人娘子が雪の歌一首」との詞書がある。
(出典:Wikipedia)
大宝2年(702年)、持統上皇の三河行幸に従駕した(『万葉集』1-61)。また、舎人親王(天武天皇皇子)との相聞歌を贈答している(『万葉集』2-118)。『万葉集』に3首の歌が載る。
「(大宝)二年壬寅、太上天皇(=持統上皇)、三河の国に幸す時の歌」との詞書がある。
舎人親王の「ますらをや片恋せむと嘆けども醜のますらをなほ恋ひにけり」という歌に対する返歌。
「舎人娘子が雪の歌一首」との詞書がある。
(出典:Wikipedia)