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腑分
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ふわ
ふりがな文庫
“
腑分
(
ふわ
)” の例文
「へエ、
腑分
(
ふわ
)
けをする積りで? 驚きましたね、——ともかく捜して見ましょう。馬道に蘭方の医者があると聴きましたが」
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
これはその後小塚原の
腑分
(
ふわ
)
けと言い伝えられた名だかい事実になっているのです。
杉田玄白
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
「へエ、
腑分
(
ふわ
)
けをする積りで? 驚きましたね、——兎も角搜して見ませう。馬道に蘭法の醫者があると聽きましたが」
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
怨
(
うら
)
んでも怨み切れない相手だが、證據の火箸を明日の
腑分
(
ふわ
)
けの前に隱さうとして、梯子段から落ちて、殘る火箸で自分の喉を突いて死んでしまつた。天罰といふものだな、お孃さん
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そこで、寺社の御係にまでお願ひして、明日は墓を
發
(
あば
)
いて、死骸を取出し、和蘭流の名醫が立ち會つて、
腑分
(
ふわ
)
け(解剖)することになりましたよ、迷惑だらうと思ふが、宜しく頼みますよ」
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
腑
漢検1級
部首:⾁
12画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“腑分”で始まる語句
腑分図
腑分指示書