胃弱者いじゃくしゃ)” の例文
それが一歩を進めると、衆人しゅうじんの前に出るのを恐れるようになり、いわゆる気弱きよわとなる。また胃弱者いじゃくしゃのごときもまた同じく、気が始終苛々いらいらし、つねに人と交際するのをわずらわしく思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)