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肱懸
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ひじかけ
ふりがな文庫
“
肱懸
(
ひじかけ
)” の例文
一番小さいのにさえきめておけば間違はあるまいという
謙遜
(
けんそん
)
から、彼は腰の高い
肱懸
(
ひじかけ
)
も装飾もつかない最も軽そうなのを
択
(
よ
)
って、わざと位置の悪い所へ席を占めた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もうその時から疲れきつてゐたが、夜の九時ころ、塚由が長考してゐる時、彼は記録係へ「応接間へよびに来てね」と云ひ残し、薄暗い応接間の
肱懸
(
ひじかけ
)
椅子にグッタリのびてゐた。
勝負師
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“肱懸”で始まる語句
肱懸窓