羅曼底ロマンチツク)” の例文
そこで「海坊主」「船幽靈」の話が生れる。また荒れた日に水平線に立つ水柱を「龍」といふ奇怪な生物の力に歸せねば止まぬのである。將又この羅曼底ロマンチツクが實生活にも働くのである。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)