紺青鬼こんじやうき)” の例文
内に光を孕んだ豐麗極まりない藍紫色の大圓盤が、船の白塗の欄干てすりの上になり下になりして、とてつもなく大きく高く膨れ上り、さて又ぐうんと低く沈んで行く。紺青鬼こんじやうきといふ言葉を私は思出した。