紙撚かみよ)” の例文
つづいて、胴中に懸っていた五、六本の鎖が、まるで紙撚かみよりが水にぬれて切断するかのように、ぷつんぷつんと切れた。わが艇は、舳を下にして、真逆さまになった。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)