紅帋金箋こうしきんせん)” の例文
夜々、秋の気は蕭索しょうさくとして、冷涼な風はとばりをゆすり、秘壇のともしび紅帋金箋こうしきんせんの祭華をもそよそよ吹いた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)