粟田知周あわたともちか)” の例文
その青年時代には尾張熱田の社司粟田知周あわたともちかについて歌道を修め、京都に上って冷泉れいぜい殿の歌会に列したこともあり、その後しばらく伴蒿蹊ばんこうけいに師事したこともあるという閲歴を持つ人である。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)