築泥塀ついじ)” の例文
櫓門のついた築泥塀ついじを長々とひきまわし、邸のつくりは本願寺の飛雲閣のをとり、いちばん上を四方窓のついた物見のような閣室にこしらえ、十畳つづきの二間に絵襖をひき
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)