空洞からっぽ)” の例文
死んでいるのかをためさんとする如く、つくねんとたたずんでうかがっている、天地皆死んだとき、宇宙は星の外に皆吹き払われて、空洞からっぽになってしまったとき、自分の眼は冴え冴えしくなり
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)