“空気兜”の読み方と例文
読み方割合
くうきかぶと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は空気兜くうきかぶとの中から目をみはった。意外な光景が、前にあった。そこにはあの黒ずんだ海水がなかった。水のない空間が、あかるく光っていた。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一方、マルモ探検隊の方は、急に日が暮れたものだから、一同はそれぞれ空気兜くうきかぶとのひたいのところにつけてある電燈をつけた。これがつくと、すぐ正面にあるものには光があたって、明るく見える。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)