仏蘭西通の稲畑勝太郎いなはたかつたらう氏が先日こなひだ何かの用事で尾崎行雄氏を訪ねた事があつた。談話はなしが済むと、尾崎氏はお客を連れて、自分のうちの食堂に入つて往つた。