稲架はさ)” の例文
野原に出て行って稲架はさの間などで遊ぶ時の声と、夕方ねどこにしている木や竹藪たけやぶに戻って、騒ぎ立てるものとはよほどよく似ている。
稲架はさにかけた稲か、田にひろげ干す稲か、それはわからぬ。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)