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私娼
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おんな
ふりがな文庫
“
私娼
(
おんな
)” の例文
嫖客の群れの往来する姿が、出入り口の
暖簾
(
のれん
)
の隙から見える。と、時々チュッチュッという
艶
(
なま
)
めかしい
私娼
(
おんな
)
の口を鳴らす音が、嫖客の駄洒落や鼻唄もまじって、二人の耳へまで届いて来た。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「火事でござるぞ、お逃げなされ! 庄田氏、菰田氏お逃げなされ!」奥の部屋で
私娼
(
おんな
)
と飲んでいるはずの、二人の門弟へ声を掛けておいてお粂を背後に従えて、露路を一方へ突っ走って
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“私娼”の意味
《名詞》
私娼(ししょう)
公的な許可を得ずに内密に売春を行う女性。
(出典:Wiktionary)
“私娼”の解説
私娼(ししょう)は、娼婦のうち公に営業の許可を与えられたに対し、公の営業許可を与えられていない者をいう。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
娼
漢検準1級
部首:⼥
11画
“私娼”で始まる語句
私娼窟
私娼保護
私娼媒介