祓殿はらいでん)” の例文
何という素気そっけない人であろう! 気がついて見ると竜之助は、第二の石段をカタリカタリと下駄の音をさせながら、わき目もふらず祓殿はらいでんの方へと下りて行きます。
渡殿わたどの、回廊、社務所、額殿がくでん祓殿はらいでん、それに信者だまり、建物の数は七、八つも見えました。