“礬気”の読み方と例文
読み方割合
ばんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸のさかんなるに当つて、泉井以外、西に玉川の水あり、北に綾瀬の水あり。玉川の水、今猶市民これによりて活く。而れども明澄はこれ有り、真味は乏し。味にくはしき者曰く、水道の水、礬気ばんきありと。
(新字旧仮名) / 幸田露伴(著)