“破軍”の読み方と例文
読み方割合
はぐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引きしぼったかぶら矢はうなりを曳いて雲間に破軍はぐんの笛をふいた。と共に、一万余の諸声もろごえが、三度、山こだましてあかつきを揺りうごかした。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)