砕心粉骨さいしんふんこつ)” の例文
これを以て今回計画中の費用につるあたわず、ただ有志士ゆうしし奔走費ほんそうひ位に充つるほどなりしゆえ、儂は種々砕心粉骨さいしんふんこつすといえども、悲しいかな、処女の身、如何いかんぞ大金を投ずる者あらんや。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)