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石鏃
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やじり
ふりがな文庫
“
石鏃
(
やじり
)” の例文
私は時々大石の上に足を止めて、何時か姿を
露
(
あらは
)
し出した、槍ヶ嶽の
絶巓
(
ぜつてん
)
を眺めやつた。絶巓は大きな
石鏃
(
やじり
)
のやうに、夕焼の余炎が消えかかつた空を、何時も黒々と切り抜いてゐた。
槍ヶ岳紀行
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“石鏃”の解説
石鏃(せきぞく)は、石を材料として作られた鏃(やじり、矢尻とも、また矢先や矢の根とも)のこと。矢の先端に紐などで固定させて用いる、刺突用の小型の石器である。石製の鏃(せきせいのぞく、いしせいのぞく)などとも言う。また古い言い方では石弩(いわのやのね)、矢の根石(やのねいし)などとも言う。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
鏃
漢検1級
部首:⾦
19画
“石鏃”で始まる語句
石鏃屑