“矢立峠”の読み方と例文
読み方割合
やたてとうげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて矢立峠やたてとうげを踰え、四十八川を渡って、弘前へは往くのである。矢立峠の分水線が佐竹、津軽両家の領地ざかいである。そこを少しくだると、碇関いかりがせきという関があって番人が置いてある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)