“相貌(かお)” の例文
思いのほかにたやすくはこびけるよ、とひそかに笑坪(えつぼ)に入りて目をあげたる山木は、目を閉じ口を結びてさながら睡(ねぶ)れるごとき中将の相貌(かお)を仰ぎて、さすがに一種の畏(おそ)れを覚えつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)