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皎々
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きょうきょう
ふりがな文庫
“
皎々
(
きょうきょう
)” の例文
折柄、その晩は大空に
皎々
(
きょうきょう
)
たる月がかかり、海上千里、月明の色に覆われて、会場は
椰子
(
やし
)
の葉の茂る木の間に開かれてありました。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それに、これも今となって気がついたものだが、いつのまにか、闇の空は破れて
皎々
(
きょうきょう
)
たる月がかがやいていようというものである。そこで、死の沈黙のような町並がいっそう荒涼たるものに見える。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
皎
漢検1級
部首:⽩
11画
々
3画
“皎々”で始まる語句
皎々冽々