“百色”の読み方と例文
読み方割合
ひゃくいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治と共に生れ、明治と共に老いて来た彼は明治維新の封建制度破壊以後、滔々とうとうとして転変推移する、百色ひゃくいろ眼鏡式の時勢を見てじっとしておれなくなった。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
却って百色ひゃくいろ眼鏡の鮮かさを以て、その悪計の一つ一つの場面までが、幻想されて来るのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)