“白檀油”の読み方と例文
読み方割合
びゃくだんゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御方は今、朝の風呂から上がって、麝香じゃこうや、白檀油びゃくだんゆの匂いと覚えるものが、ぷんと鼻をうつばかりな化粧のに入って、心しずかに、いやが上の装いをらしている。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「伽羅油でも、白檀油びゃくだんゆでも、買ってやるから、これを持て」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)