“白山坂上”の読み方と例文
読み方割合
はくさんさかうえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円タクで白山坂上はくさんさかうえにさしかかると、六十恰好の巌丈な仕事師上がりらしい爺さんが、浴衣ゆかたがけで車の前を蹣跚まんさんとして歩いて行く。丁度安全地帯の脇の狭い処で、車をかわす余地がない。
KからQまで (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)