トップ
>
疣尻卷
>
いぼじりまき
ふりがな文庫
“
疣尻卷
(
いぼじりまき
)” の例文
新字:
疣尻巻
白粉ツ氣無しの
疣尻卷
(
いぼじりまき
)
、投げやりな樣子も、一種の魅力で、兩國中の客を此處へ吸ひ寄せたのは、何としても普賢菩薩のせゐばかりではないやうです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「もう澤山だ、歸つてくれ。——水本賀奈女にさう言ふが宜い、踊の師匠の
看板
(
かんばん
)
を外して、
紅白粉
(
べにおしろい
)
を洗ひ落し、
疣尻卷
(
いぼじりまき
)
にして賃仕事でも始めて見ろとな。世の中に怖いことがなくなるぜ」
銭形平次捕物控:143 仏喜三郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
疣
漢検1級
部首:⽧
9画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
卷
部首:⼙
8画
“疣尻”で始まる語句
疣尻巻