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画巻
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ゑまき
ふりがな文庫
“
画巻
(
ゑまき
)” の例文
黒い塗り笠がちらりと光つて、面に仄かな影がさして、薄青い着つけが細つそりして、——まあ
当麻寺
(
たいまでら
)
の
画巻
(
ゑまき
)
か何かの女房に会つたやうな心もちである。
金春会の「隅田川」
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それも寂しすぎると云ふだけなら、
何処
(
どこ
)
か古い
画巻
(
ゑまき
)
じみた、上品な所がある筈だが、寂しい癖に薄情らしい、妙に落着いた所があるのは、どう考へても頼もしくない。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“画巻”で始まる語句
画巻物