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甘蔗
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さとうきび
ふりがな文庫
“
甘蔗
(
さとうきび
)” の例文
甘蔗
(
さとうきび
)
のひと節を短刀のごとく握り持ってその切っ先からかじりついてかみしめると少し青臭い甘い
汁
(
しる
)
が舌にあふれた。
自由画稿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
父は津田仙さんの農業三事や農業雑誌の読者で、出京の節は学農社からユーカリ、アカシヤ、カタルパ、
神樹
(
しんじゅ
)
などの苗を仕入れて帰り、其他種々の水瓜、
甘蔗
(
さとうきび
)
など標本的に
試作
(
しさく
)
した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
そうして、
肉桂酒
(
にっけいしゅ
)
、
甘蔗
(
さとうきび
)
、
竹羊羹
(
たけようかん
)
、そう云ったようなアットラクションと共に南国の白日に照らし出された本町市の人いきれを思い浮べることが出来る。
郷土的味覚
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“甘蔗”の意味
《名詞》
甘 蔗(かんしゃ、かんしょ)
砂糖黍
(出典:Wiktionary)
“甘蔗(サトウキビ)”の解説
サトウキビ(砂糖黍、甘蔗、学名:Saccharum officinarum)は、イネ科サトウキビ属の植物。砂糖の原料になる。
(出典:Wikipedia)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
蔗
漢検1級
部首:⾋
14画
“甘蔗”で始まる語句
甘蔗畑