“玫瑰露”の読み方と例文
読み方割合
まいかいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕等はこう言う掛茶屋にはいり、中野君は玫瑰露まいかいろの杯を嘗め、僕は支那茶を啜りつつ、二時間ばかり坐っていたり。
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
僕、この事を中野君に話せば、中野君、一息に玫瑰露まいかいろを飲み干し、さておもむろに語っていわく
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)