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玉菜汁
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シチイ
ふりがな文庫
“
玉菜汁
(
シチイ
)” の例文
玉菜汁
(
シチイ
)
と
粥
(
カーシャ
)
を鱈腹つめこみ、一同を誰彼なしに、手癖が悪いの、身持がよくないのと罵りちらしておいてから、自分の部屋へと戻った。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「うん、きょうの
玉菜汁
(
シチイ
)
はなかなか上出来だ。」ソバケーヴィッチは
玉菜汁
(
シチイ
)
を一匙すすって、そう言いながら大皿から、
玉菜汁
(
シチイ
)
には附きものの
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
願って、ほんの粗末なロシア式の
玉菜汁
(
シチイ
)
だけですが、まあ、心のこもっているのが
取柄
(
とりえ
)
でしてね。さあ、どうぞ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
後で気がついたんですが、あの忌々しい大露西亜人どもは、あぶら虫の入つた
玉菜汁
(
シチイ
)
さへ食ふんですよ。実にどうも、その時の気持といつたら、お話にも何にもなりませんでしたよ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
下
(
しも
)
台所のペチカの側で、毛皮外套をかぶってごろ寝をした、ポカポカと暖かい古巣にもお別れなら、都会風の柔らかい肉饅頭を添えた
玉菜汁
(
シチイ
)
に舌鼓を打つのも今日限りで、明日からはまた
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
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そこで、一日一ルーブリのレーヴェリとかいう安宿に泊って、食事は
玉菜汁
(
シチイ
)
と敲いた牛肉一切れだけで済ますことにした……。だが、いつまでもそんなことはしていられないと思ったのです。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
“玉菜”で始まる語句
玉菜