“物具倉”の読み方と例文
読み方割合
もののぐぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正季は曲輪くるわの内へ入って、物具もののぐ奉行の佐備さび正安に会い、やがてまた、ただ一人で、外曲輪そとぐるわのガタガタする長い板廊下を踏んで、物具倉もののぐぐらと共にあるだだッ広い武者溜むしゃだまりのゆかを覗きに行った。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)