物々交換ぶつぶつこうかん)” の例文
たとえば昔なら物を造る者とこれを用うる者が直接に出会であって、相談のうえに物々交換ぶつぶつこうかんを行った。こういう場合には値段ねだんを定むるに両者間の承諾しょうだくの上に成るから、互いの満足のもとに終わる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)